作品概要・評価

タイトル
ぜんぶキミのせい。
作家
香山リム
発売
ページ数
24p
89 /100点
ストーリー 21
ヒロイン 24
エロス 23
ボリューム 21
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ストーリー (23/25点)

展開が自然で心理描写も丁寧、読後感のある仕上がり。

ヒロイン (24/25点)

作画が安定しており、キャラクターの魅力を的確に引き出す仕上がり。

エロス (21/25点)

描写が濃厚ながら過剰にならず、官能性とバランスを両立した仕上がり。

ボリューム (21/25点)

構成はコンパクトながら密度が高く、読み応えのある仕上がり。

ヒロインの魅力 『スーツOL×塩対応デレ』

ヒロインの【彩】

黒髪ショートに黒ストッキング、スーツ姿で部下をてきぱきと仕切る主任・彩。完璧主義で普段は塩対応ながら、ずけずけ言いながらも照れを必死に押し込む泣き虫な素顔を持っている。香山リム先生の肉感的な画力は巨乳の重量感と腰のくびれのバランスを丁寧に描き、彩のボリュームあるボディを余すところなく引き立てている。

購入前のチェックポイント(見どころ・プレイ内訳)

ぜんぶキミのせい。の見どころ・おすすめポイント!

  • 黒ストッキング×スーツ着用のまま進むホテルの逢瀬
  • クンニでイかせながら挿入を拒む焦らし
  • 「杉本」→「翔」、「先輩」→「彩さん」という名前呼びの変化

相性チェック(好みが分かれる点)

  • 感情の内面描写と性描写が並走する心中モノローグが多め
  • 「一夜限りのつもりが本気になる」展開は類型が多いジャンル。逆に「王道の気持ちよさ」「安心感」は抜群

プレイ内訳(内容の濃さチェック)

開始ページ 7ページ前後から本格的に展開
主導 進行はヒロイン主導が中心
主要要素 中出し描写/焦らし展開/密着・対面多め
読後感 甘めで、多幸感ありタイプ

香山リム先生の「ぜんぶキミのせい。」のあらすじ&レビュー♥

職場の主任として部下をてきぱき指導する彩には、誰にも言えない事情があった。先週の飲み会から流れで後輩の杉本とホテルへ行き、「一番気持ちよかった」夜を過ごしてしまったのだ。

翌日、何事もなかったように「もう一回シます?」と絡んでくる杉本を突き放した彩だが、職場でほかの女性社員をデートに誘う彼の姿を目撃してぐつぐつと揺れ始める。

「最後に一度だけセックスして、キレイさっぱり忘れよう」─そう自分に言い聞かせた彩は、自ら「今日の夜空けときなさい」と杉本に命じる。

エロ漫画作品『ぜんぶキミのせい。』作者:香山リム

エッチパート|「なんで挿入れてくれないの…」焦らしが告白へと変わる瞬間

クンニで彩をイかせた直後、杉本が「今日は終わりにしません?」と切り出す場面が本作のピークです。黒ストッキングを膝まで下ろしたまま、涙をにじませながら懇願する彩──仕事ではだれより毅然としていた主任が、これほどまでに剥き出しになる落差に目が離せません。

香山リム先生の表情描写は「仕事デキる顔」と「とろけ顔」を同一キャラで並立させる技術が高く、このシーンでは汗と涙が混ざった彩の一コマが感情と性描写を同時に回収しています。

積極的な先輩として始まった夜が、杉本の焦らしによって感情的な優位をひっくり返される転換点として、エロスと純愛が完全に同期している場面です。

エロ漫画作品『ぜんぶキミのせい。』作者:香山リム
エロ漫画作品『ぜんぶキミのせい。』作者:香山リム

まとめ

「焦らし→告白→相愛本番」という感情の三段構成を24ページに詰め込んだ、密度の高い職場純愛作品です。黒ストッキング×スーツOLというフェチ要素と、感情の高まりに完全同期する相思相愛描写の両方を求める読者に向いています。

普段は完璧な仮面をつけた先輩が、泣きながら本音を吐き出す─そのカタルシスにグッとくる方には特におすすめしたい一作です。そして、タイトル「ぜんぶキミのせい。」は2段階の意味を持つように設計されています。

序盤の「欲求不満にさせたキミのせい」という苛立ちが、終盤では「好きになったのもキミのせい」という甘い告白へ静かに反転する。ラストのコマで強気の流し目を取り戻した彩の表情が、そのまま読後の余韻になります。