作品概要・評価

タイトル
続編・君が思い出になるまで
作家
佐波缶
発売
ページ数
37p
95 /100点
ストーリー 24
ヒロイン 23
エロス 23
ボリューム 25
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ストーリー (23/25点)

展開が自然で心理描写も丁寧、読後感のある仕上がり。

ヒロイン (23/25点)

作画が安定しており、キャラクターの魅力を的確に引き出す仕上がり。

エロス (24/25点)

描写が濃厚ながら過剰にならず、官能性とバランスを両立した仕上がり。

ボリューム (25/25点)

構成はコンパクトながら密度が高く、読み応えのある仕上がり。

ヒロインの魅力 『OL化×未練を残さない潔さ』

ヒロインの【利根】

5年の時を経た利根は、もはや「クラスの人気者」ではなく「社会人」。東京での営業職で経験を積み、タバコも吸うように。

サクが「誰が彼女にこんなことを教えたのか」と嫉妬する一方で、利根は淡々と過去を「仕方のないこと」として処理する。その潔さと冷たさが同居する女性こそが、5年後の利根の真の姿。

購入前のチェックポイント(見どころ・プレイ内訳)

続編・君が思い出になるまでの見どころ・おすすめポイント!

  • 社会人に成長した利根が主導する、経験者ならではのリード。タバコを吸う大人の女性の違う魅力
  • 制服コスプレで「ありえたかもしれない学生時代」を一時的に再現する、切実なロールプレイ
  • セックス中のサクの独白が、エロシーンと同時に「誰が彼女に教えたのか」という嫉妬を浮かび上がらせる心理描写
  • 最後に口にする「好きだった」という言葉が、もう遅すぎることの切なさ

相性チェック(好みが分かれる点)

  • 前作『君が思い出になるまで』を読んでいることが必須。単体では「何がほろ苦いのか」が伝わらない作品です
  • 「やっと気づいたが手遅れ」という後悔の形に惹かれる読者なら、この続編は必読です
  • ハッピーエンドを求める方には向きません。微かな前向きさは用意されていますが、二人の関係は終わります
  • エロシーンより、心理描写の重さが作品を支配している構成です

プレイ内訳(内容の濃さチェック)

開始ページ 11ページ前後から本格的に展開
主導 進行はヒロイン主導が中心
主要要素 口内描写/密着・対面多め
読後感 切なめで、余韻が残るタイプ

佐波缶先生の「続編・君が思い出になるまで」あらすじ&レビュー

社会人5年目のサクは、地元企業で無為に働き、今も夢に利根が出るほど「前に進めない」状態だった。同窓会への誘いを受け、渋々参加したサクは喫煙所で成長した利根と再会する。

大人びた彼女、タバコを吸う彼女—自分の知らない時間を生きた彼女の姿に、サクは戸惑う。

やがて互いの進路と現状を語る中で、サクが「あの頃からずっと進めていない」と本音を吐く。その時、利根は「抜け出しちゃおっか」とサクをホテルへ誘う。5年間の距離を埋めるセックス。だが抱きしめた彼女は、もう「あの日の利根」ではなかった。

「続編・君が思い出になるまで」のような「変わった幼馴染との再会」が心に残った方には、時間経過による関係性の変容を描いた幼馴染エロ漫画特集もおすすめです。ほろ苦い再会の世界をさらに深掘りできます。

エロ漫画作品『続編・君が思い出になるまで』作者:佐波缶

エッチパート|制服に身を包んだ利根

続編のセックスシーンで最も切実なのが、制服コスプレの場面です。利根が学生服に着替え、サクを再び求める瞬間—それは「5年前にしておけばよかった」という、取り戻せない時間への執着を可視化します。

佐波缶先生の筆致は、彼女が服を脱ぐたびに「今の利根」へ戻る現実を描き、サクの「虚しさ」を浮き彫りにする。

激しいピストンの中で、サクは「誰が彼女にこうしたことを教えたのか」という嫉妬に苛まれ、それでいて「もう取り返せない」と悟る。その葛藤こそが、ほろ苦いBSS続編の核心。制服という象徴が、サクにとって何度も残酷さを思い出させるのです。

「気づいたが遅かった」という心理的絶望が刺さる方は、BSSエロ漫画特集も必見です。さらに深い後悔と無力感の世界をご覧ください。

エロ漫画作品『続編・君が思い出になるまで』作者:佐波缶

まとめ

『君と思い出になるまで』続編は、前作の「何もできなかった男の後悔」に対し、「やっと気づいたが遅かった」という答えを提示します。サクが5年後にやっと「好きだった」と口にする瞬間、利根はもう彼を過去として処理しています。

その非対称性が、この作品の哀しさです。セックスシーンは激しいものの、感情的には「清算の儀式」に他ならず、二人は結局「思い出」として別れます。ただし、ラストの「もっと早く気づけるように」という独白には、微かな前向きさが込められている。

完全に絶望するのではなく、この痛みを「次」への教訓とする—そうした覚悟が、続編を前作より少しだけ救う。BSSというジャンルの中でも、心理的な完成度が高い傑作です。前作と合わせて、ぜひ。